信州を旅するブログ「長野旅ログ」

目指すは池の上?!スノーシューで雪の森を1日ハイキング

冬のアクティビティといえば、スキーやスーボードが定番ですが、それだけではもったいない!
普段はなかなか入れない冬の森に入ってふかふかの雪の上を歩ける、しかも、初心者でも簡単に楽しめる、そんなウィンタースポーツがあるんです。

・・・それが『スノーシュー』!
『スノーシュー』とは、現代版の「かんじき」のようなものを履いて雪上を歩く遊びです。
今回は、アウトドアスクール・サンデープランニングさんの『野尻湖周辺の山々を散策!1日スノーシューハイキング』というツアーに参加し、野尻湖周辺の雪の森の中をハイキングしてきました♪

【9:00】
まずは、野尻湖のほとりにあるサンデープラニング・ゲストハウスLAMPで受付を行います。

持ち物は、スキー・スノーボードウエア、保険証、靴下、着替え、飲み物、帽子、サングラス、リュック、軍手など。ウェアを持っていない方はレンタルすることもできます(※前日まで要予約)
そのほか、特別な持ち物は必要なく、気軽に参加できるのもこのツアーの魅力です。

着替えを済ませたら、参加者みんなで、いくつかの候補から今回巡るツアーコースを決めます。(ちなみに今回の参加者は全員女性!)
超快晴な本日は、途中、戸隠連峰の大パノラマが楽しめる戸隠奥社の森を巡るコースに決定!

今回のツアーのガイドをつとめてくださるのはサンデープランニング アウトドアスクール インストラクターの吉原 遊(ゆう)さん。地元生まれ・地元育ちで、小さい頃から野山を駆け回り、この辺一帯はまさに「庭」同然。頼もしいガイドさんです。

コースが決まったら、さっそく専用のシューズと足首の周りをピッタリと覆ってくれるスパッツ(「ゲイター」と言うそうです)を装着。これで足元は完全防備!

こちらがスノーシュー。「かんじき」のイメージとは違い、ずいぶんスタイリッシュですね。

準備ができたら車に乗ってツアースタート地点へ向かいます。途中、コンビニに寄り、各自昼食を確保するのも忘れずに。

「八十二 森のまなびや」の駐車場に車を停めて、遊歩道入口に到着。ここから今回のツアーがはじまります。各々、苦戦しながら(ほとんど遊さんに履かせてらいながら)スノーシューを履いたら、

さっそく雪の森の中へと、出発!

遊さん:「スノーシューの良いところは技術的なテクニックがいらないことですね、履くのはちょっと大変ですけど、履いてしまえば、みんな同じように歩き出せます」

たしかに~!普通の靴を履いているのと同じように、ただ歩くだけ。特別な動作やテクニックは必要ありません。
それに、ふわふわ、サクサク、と雪を踏む感覚が楽しく、このまま雪の上をどこまでも歩いていけそうです。

ツアーでは、通常の遊歩道コースからはずれて森の中を進んでいきます。夏はササなどが生い茂ってとても歩けないようなヤブでも、雪が積もってしまえば、スノーシューを使ってスイスイと入っていくことができるのです。

途中、所々に動物の足跡が!

遊さん:「これはリスの足跡ですね、リスは跳び箱を飛ぶみたいに前足を軸に後ろ足でジャンプします。だから、足跡は前足が後ろで、後ろ足が前足の前に来ているんですよ」

へぇ~!そうなんだ~!

遊さん:「足跡を見ると、ここを走っていって、この木に登ったみたいですね。ほら、足跡がこの木で途切れているでしょう?その後、あっちの木にジャンプして、そこからまた雪の上を走った足跡があります」

(↓写真だと分かりづらいですが、足跡がハッキリと残っています)

まるでさっきまでそこにリスがいたかのように動物たちの動きを追えるなんて雪の上ならではの体験。他にもツアー中にタヌキやテンの足跡を見つけることができました。

森の木々の小ネタもたくさん教えてもらいました!

遊さん:「この木はなんだと思いますか?葉っぱがない冬の時期に木を見分けるのには、いくつかヒントがあります。その一つが枝の先端にある木の『芽』。この芽はまるでお菓子の『たけのこの里』のようなフォルムで触ると少しネバネバなのが特徴。これはトチの木です」

ほんとだ!たけのこの里がついている!

こういう小さな発見が、忘れていた「子どもゴコロ」を刺激してくれます。

遊さん:「歩いていればただの雪山の景色かもしれませんが、動物の足跡や木々に興味を持って目を向けると、自然散策が何倍も楽しくなりますよ」

まさにその通り。雪の森の中は新しい発見の連続でした。山ぶどうの木のブランコや

白樺の木にキツツキが空けた穴のあと。しかし、まあ、よくもこんなにきれいにまぁるく空けられるものです。

天然オブジェwithさるのこしかけなど。

遊さんのガイドに夢中になりながらしばらく歩いていくと視界が開けてきました。

到着したのは、なんと「鏡池」の上…!グリーンシーズンは、その名の通り、水面に鏡のように戸隠の山々を映す鏡池ですがご覧の通り、見事に凍って雪原になっています。

こちらは夏の鏡池

冬はこんな姿に

目の前には戸隠連峰・西岳の大パノラマ。鏡池のド真中から見る、この景色、このアングル、池が凍結している今の間でしか見られません…!雲一つない青空と、悠然とそびえる雪山のコントラストが見事…!

湖上では、にわかにスノーシュー女子による『インスタ映え』撮影会が行われました。

そして本日のランチタイムは鏡池の上で。なんと贅沢なお昼ごはんでしょう。頑張って森の中を歩いてきたご褒美ですね。

遊さんがせっせと雪を掘ってくださり、即席のテーブルと椅子が完成!

LAMP特製の「黒ゴマ豚汁」とこれまたLAMP特製ブレンドの珈琲もふるまっていただきました。程よく疲れ、少し冷えた体にしみます…。
何よりこの最高のロケーションにお腹もココロも存分に満たされました。

しっかり休憩したところで、戸隠神社奥社参道の中間地にある「随神門(ずいじんもん)」を目指します。
途中、やたらと背の低い鳥居を発見!実はこの鳥居、1メートルほど雪に埋まってしまっているのです。

遊歩道の橋もこの通り。スノーシューを履いていなかったら今ごろ、完全に雪の中に埋まっていたことでしょう。(実際に雪にズブリとはまっている足跡多数発見!笑)

私たちはいま、地上から1メートルくらい宙に浮いた場所を歩いるということになります。なんとも不思議なカンカク。

途中、またしてもこんな『インスタ映え』スポットも!ブドウの木のブランコ2人用。トム・ソーヤの世界ですね!

さらにしばらく森の中を歩くと、随神門に到着。門の奥には樹齢400年を越える杉並木が立ち並び、降り積もった雪が一層、厳かな空気を醸し出しています。

ここ、戸隠神社は創建二千年以上の歴史を持つ由緒正しい神社。
はるか昔、日本神話の時代に、天照大神(あまてらすおおみかみ)が姿を隠した岩戸を天手力雄命(あまのたぢからおのみこと)がこじ開け、放り投げたのが「戸隠山」になったという言い伝えが残されています。随神門の先にある奥社は、開運・心願成就のパワースポットとしても人気が高く、冬でも参拝客が訪れます。
(雪と氷で滑ってコケそうになっている参拝客もちらほら、スノーシューを履いていれば、そんな心配もご無用です!)

日が少し影ってきたところでツアーもそろそろ終盤。遊歩道沿いを歩いてスタート地点に戻ります。
もくもく歩いていると、少し息が上がり、冬山とはいえ汗ばむほど。これはかなり脂肪が燃焼しているのに違いない…!なかなか歩く機会が少ない冬の運動不足解消にももってこいですね!

最初のスタート地点に戻ってきました。いやぁ、いい汗かいた~。皆さま、お疲れ様でした!

冬はなかなか行けない森の中に今回入ることができて、今まで出会ったことのない自然の表情を見ることができました。
そして何より、スノーシューで雪を踏んで歩く、独特の感覚がなんとも楽しかったです!(小さいころ、雪が積もると嬉しくなって雪の上で足踏みしませんでしたか?あの感覚です)
雪国育ちの筆者ですが、こんな冬の楽しみ方があったとは…。
技術も練習も必要なく、誰で簡単にできるスノーシュー、ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


【野尻湖周辺の山々を散策!1日スノーシューハイキング】
集合場所:サンデープラニング・ゲストハウスLAMP
住所:上水内郡信濃町野尻379-2
TEL:026-258-2978
プラン料金:8,500円(税込)~
https://sunday-planning.com/

asoview!「野尻湖周辺の山々を散策!1日スノーシューハイキング」ページはこちら

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