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スノーリゾートの夜を贅沢に滞在する、飴色の時間
冷えた身体をじんわり温める暖炉の熱気、時を忘れさせてくれる炎のゆらめき、耳を癒すパチパチと薪が爆ぜる音。飴色に染まった信州の夜が、大人たちを静かに包む。ある者は熱々の料理をフウフウしながら頬張り、ある者はグラスを傾けながらお気に入りの本のページをめくり、またある者はしんしんと雪が降り積もっていく様子をただただ眺めながら、至福のひと時を過ごしている。大切な人と過ごす幸せな時間、“何もしない”という究極の贅沢。
あっという間に過ぎていった銀色の昼間とは対照的に、スノーリゾートの夜は、ゆっくり、ゆっくりと更けていく。

キンとした空気の“冷たさ”、しんとした“静けさ”。本物の冬を体感していただきたい
ペンション オールドブリック[木曽王滝村]

  • ペンション オールドブリック(木曽王滝村)
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ペンション オールドブリック(木曽王滝村)
ペンション オールドブリック(木曽王滝村)

ペンション オールドブリック(木曽王滝村)

滑走と共に、青空に舞い上がるプラチナパウダー。思わず足元の雪に手をやると、まるで砂のようにさらさらとこぼれ落ちた。

「雪の量はそこまで多くはないのですが、この辺りは、とにかく雪質が最高。水分を含まないので、足も疲れないんです」。ゲレンデの麓でペンション『オールドブリック』を営む薩川宏史さんの言葉が頭をよぎる。

木曽御嶽山の南東斜面に広がる「おんたけ2240スキー場」は、国内屈指の“高さ”を誇る天空のスキー場だ。標高1680メートルのベースからゴンドラリフトで一気に目指すトップの標高は、なんと2240メートル。

「日本中にスキー場は数あれど、最高標高が2000メートルを超えるゲレンデはほとんどありません」。薩川さんの表情も誇らしげだ。

魅力は、絶対的な雪質のよさ。「標高が高く気温も低いので、さらさらの状態がいつまでも続くんです」。晴天率も70%と高いため、青空の下で爽快な滑走が楽しめる。

極めつけは、最長7000メートルにも及ぶロングラン。雄大な御嶽山の絶景パノラマを眺めながら、思う存分スキーに没頭できるとあって、生粋のスキーファンたちが集うという。

「ウィンターシーズンにいらっしゃるお客様のほとんどがスキーヤー。ペンションからゲレンデまでは車で5、6分ほどの距離なので、滞在中は、皆さん目いっぱいスキーを楽しまれていますよ」。

かつては、中京圏を代表するスキー場として名を馳せたおんたけ2240スキー場。かくいう薩川さんも関西の出身で、若かりし頃、足繁くこの地に通い詰めたそうだ。

「関西の人にとってはクワッドリフトのある一番近いスキー場だったと思います。“早朝に出発して夜中に帰宅”なんてことを、シーズン中に何度も繰り返していました。近隣にもスキー場はありましたが、雪質がまったく違うんですよね」。

脱サラをして、移住。薩川さんがオールドブリックをオープンさせたのは2001年のことだ。カラマツの林を切り拓き、外装も内装も、自らの手で一から作り上げたレンガ造りの建物のことを、薩川さんは“かまくら”と表現する。

「冬はマイナス20度にもなる過酷な環境だからこそ、室内では快適に過ごしていただきたいなって」。

薪ストーブの火に当たりながら眺める外の猛吹雪や、吹き抜けの天井窓からこぼれる雪明りなど、非日常の光景が冬の雪山に訪れていることを実感させる。

「『少しでも長い時間スキーを楽しみたい』というお客様がほとんどなので、あえてシンプルな接客を心がけています」。

言葉でのおもてなしが少ない分、夜はしっかりとしたディナーを提供。前菜に始まり、スープ、オードブル、魚料理、肉料理、デザートと、欧風料理のフルコースでゲストをもてなす。野菜をはじめ、食材の多くは信州産。木曽からほど近い一大ワイン産地・塩尻産のワインが脇をかためる。

食事を楽しみながら、ふと窓の外に目をやると、濃紺の空を突き刺すように伸びるカラマツの枝の合間から、星の明かりがにじんでいた。

「空気が澄む冬の時期は特に、驚くほど美しい星空がお楽しみいただけます。ここに来たからには、キンとした空気の“冷たさ”や“おいしさ”、しんとした“静けさ”や森の“暗闇”など、都会の生活では決して体験できない本物の冬を体感していただきたいですね」。

夜空に煌めく無数の星や、高さ約30メートルの滝が凍り付き、氷柱と化した「清滝」、一面に氷が張った真っ白な「自然湖」など、幻想的な景色も魅力的な冬の王滝村。

「写真愛好家の方にも好評なんですよ」。この場所でしか見ることのできない、冬の絶景もぜひ目に焼き付けておきたい。


霊峰御嶽山の懐でアクティブに、また神秘的な冬の王滝村を楽しむ

  • 木曽エリアで最大級の「おんたけ2240(ニーニーヨンマル)」、標高2,240mの雲上リゾートを滑ろう!

    スキーヤー&ボーダーに向けて、御嶽山の南東斜面に多彩なコースがスタンバイ。標高2,240mのホワイトパラダイスは、さらさらの粉雪と、中央アルプス・南アルプスを望む、爽快なパノラマが人気です。

    <毎日やります!GOGOくじ引き GOGOキャンペーン>
    チケットNo.末尾が「55」の方は、クジ引きチャレンジ!ハズレクジなし豪華賞品をプレゼントします!

    <毎週火曜日はレディースデー!>
    毎週火曜日は、女性のお客様に限りリフト料金が無料になります!(特定日および大会参加者は除く。※ゴンドラリフトのご乗車にはリフト券が必要です。)

    お問い合わせ:http://www.ontake2240.jp/ TEL:0264-48-2240
    http://www.ontake2240.jp/

  • 真冬のこの時期にしか観られない滝の神秘的な氷柱の美。

    御嶽神社里宮から御嶽山へ行く道中で霊神碑を目にしながら、10分あまり車を走らせると目に入って来る「清滝(写真左)」。そこから大きなカーブを曲がると「新滝(写真右)」の入口に到着します。12月下旬から2月にかけてスケール感のある氷柱になり厳しくも神秘的な冬ならではの表情が観られます。

    お問い合わせ:王滝観光総合事務所 TEL:0264-48-2257
    http://www.ontake.jp/

  • 自然湖が全面結氷すると、ワカサギ穴釣りが解禁になります。

    王滝村の御岳湖上流にある御岳自然湖では、冬場の結氷時にワカサギの穴釣りが楽しめます。普段とは違う氷上からの幻想的な景色も素敵です。案内所やレンタル等はないので、氷上へ出る判断力も兼ね備えた人との同行がオススメです。(遊漁証を携行ください)
    期間:1月頃〜 ※冬季結氷時
    費用:1日 2,000円(木曽川漁業協同組合の遊漁証 ※国道19号沿線 塩尻〜木曽間のコンビ二で購入可能)

    お問い合わせ:木曽川漁業協同組合 TEL:0264-22-2580
    http://park7.wakwak.com/~kisogawa/

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