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冬の信州で愉しむ、大人の夜時間
さらさらのパウダースノーの感触を夢中で楽しんだ昼。気付けば日は暮れかかり、薄暮の時間が訪れていた。空には、銀色ににじんだ光が1つ、2つ。濃紺に染まっていく夜のカーテンに、白い息がそっと揺らめく。さて、夜はどう過ごそう?イルミネーションでロマンティックに?それとも信州産のお肉料理とワインで久しぶりに乾杯?おしゃれなバーでゆっくり過ごす時間も捨てがたいし、“露天で雪見風呂”なんて冬の風情にも憧れる。それとも、このままもう少し美しい星空に癒されてみようか――。長い、長い信州の冬の夜は、まだ始まったばかり。さて、いまからどう過ごそう?

丁寧に、丁寧に。やさしい人柄があふれる洋食レストラン。
カントリークックハウスPOTATO[茅野市車山高原]

  • カントリークックハウスPOTATO(茅野市車山高原)
  • カントリークックハウスPOTATO(茅野市車山高原)

カントリークックハウスPOTATO(茅野市車山高原)

凍った湖面に雪が積もり、あたりは白一色の世界。白樺湖のほとりに佇む洋食レストラン「カントリークックハウスPOTATO」の窓からは、飴色の明かりがこぼれていた。

ドアを開けた先に広がるのは、床はもちろん壁から天井まで、すべてが木で作られたカントリーウエスタン調の店内。壁にはライフルやピストルのレプリカや馬の鞭などが飾られている。

「子どもの頃から、西部劇に憧れがありましてね」。

そう話すと、オーナーシェフの五味基明さんは少し照れたような顔でほほ笑んだ。

街中のレストランでシェフをしていた基明さんが、この地に店をオープンしたのは1982年のこと。豊かな自然環境に魅かれて、この場所を選んだという。

「初めてこの場所を訪ねてきた時に、『なんて空がきれいなところなんだろう』と、感動したのを覚えています」。

関西出身の奥様みわさんも、ひと目見て、この場所が気に入ったそうだ。結婚以来、夫婦二人三脚で店を切り盛りしているが、接客は“あえて控えめ”を信条にしている。

「お客様同士の時間を楽しんでもらいたいんですよ。しっとりとした雰囲気の中で、ゆっくりお食事をお楽しみいただきたいんです」。

料理は、地元産の牛、豚、鶏を使った肉料理が軸。花形の牛肉は、信州和牛の血統を受け継ぐ「蓼科牛」で、ステーキやビーフシチュー、煮込みやハンバーグで提供している。

「ほどよいさし加減で、ステーキにすると、外はパリッ、中はしっとり焼きあがるんです。別荘の常連さんにも人気なんですよ」。

豚はやわらかで甘みのある「信州科乃豚」をソテーや煮込みで。鶏は日本軍鶏の血統を引く、濃厚な旨味の「八ヶ岳地鶏」をソテーで。

「せっかくここまで来ていただくのですから、地元の味を楽しんでいただきたいと思いまして」。

料理や食材ごとに使い分ける多彩なソースも、すべて基明さんの手づくり。下ごしらえだけでも何日もかけ、丁寧に、丁寧に作り上げる料理は、どれもやさしい人柄があふれている。

画像提供:白樺湖フィッシングセンター

窓の外に広がる真っ白な風景を眺めていると、「冬はワカサギの穴釣りが楽しめるんですよ」とみわさんが教えてくれた。

「湖畔は1周約3.8キロメートル。冬でも1時間ほどで1周することができます。雪景色を眺めながらのお散歩も気持ちがいいものですよ」。

にぎやかなイメージのある白樺湖だが、同店があるのは、湖の南側にあたる閑静なエリア。

「写真を撮ったり、蓼科山の絵を描いたり。普段からゆったり過ごされる方が多いんです。もちろん、スキーやスノーボードをアクティブに楽しみたいという方にもおすすめです」。

湖から車で10分ほどの場所には、「車山高原スキー場」や「ブランシュたかやまスキーリゾート」、「池の平スノーパーク」、「白樺湖ロイヤルヒル」、「しらかば2in1スキー場」など、バラエティ豊かなスキー場が点在。好みや気分に応じてスキー場を選ぶことができる、なんとも贅沢な立地だ。

「このあたりは晴天率が高いので、青空の下でウィンタースポーツが楽しめるんです。若い頃は私もよくスキーをしていましたが、青空と白い雪のコントラストが本当にきれいなんですよ」とみわさん。

「昨日はスキー、今日はワカサギ釣り」と、連日ウィンターレジャーに興じる人も少なくないそうだ。「蓼科山や北横岳など、冬山の登山も最高ですよ。フライパンを持って山に登り、山頂で料理を作って食べるのが、私のささやかな楽しみなんです」とは、基明さん流の冬の楽しみ方。

「冬山初心者の方は、八島湿原をスノーシューで歩くトレッキングがもおすすめですね」。

画像提供:車山高原SKYPARKスキー場

画像提供:車山高原SKYPARKスキー場

さまざまなウィンターレジャーと、心も体もほっこり温めてくれる本格洋食が楽しめる車山高原。冬のお楽しみは、とても1日では足りそうもない。

冬の白樺湖畔でゆっくりと癒しのひとときを。

  • 幻想的な雰囲気が魅力「世界の影絵美術館」

    光、鏡、水などを効果的に使って神秘的な影絵の世界を演出した美術館です。無数の色彩を散りばめた作品はどれもファンタジックで美しく、壁全面を埋め尽くす大作は圧巻の迫力。夢見心地のひとときをお過ごしいただけます。日本を代表する影絵作家「藤城清治」の、作品を多数展示しています。

    営業期間:年中無休/開館時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
    入館料金:一般(大人)900円
    お問い合わせ:白樺リゾート 池の平ホテル TEL:0266-68-2100
    http://hotel.ikenotaira-resort.co.jp/art/

  • 白樺湖ではドーム桟橋で、ワカサギ釣りが楽しめます。

    冬の白樺湖では、気軽にワカサギ釣りが楽しめます。ビニールドームで囲われた「ドーム桟橋」ですので寒くなく、ゆっくり楽しめます。

    〈釣り料金1日プラン〉
    ドーム船乗船料:3,500円(6:00〜13:00 最終受付11:00)
    釣り入場券:1,000円
    合計4,500円

    〈釣りたて揚げたてサービス〉
    〜500グラム:500円

    お問い合わせ:白樺湖フィッシングセンター TEL:080-5144-5509
    http://www.fishing.lake-shirakaba.com/

  • 富士山と八ヶ岳を望むスノーリゾート。晴天率の高さとアクセスの良さも魅力

    富士山と八ヶ岳を望む絶景と85%という晴天率の高さ、中央道諏訪南ICから車で約7分と首都圏からのアクセスも便利な魅力満点のゲレンデ。子どもたちが楽しめるキッズパークから上級者も大満足の3,000mのロングコースまで、幅広い世代が楽しめるスノーリゾートです。

    お問い合わせ:富士見パノラマリゾート TEL:0266-62-5666
    http://www.fujimipanorama.com/

  • 三大アルプスの絶景と100人乗りロープウェイで行く4kmのロングコースが魅力!

    国内屈指の標高と滑走距離4,000mを誇る蓼科高原のスノーリゾート。100人乗り大型ロープウェイ約7分で標高2,240mの山頂駅に到着し、パウダースノーと日本三大アルプスのパノラマ、八ヶ岳の絶景雪景色を満喫できます。

    お問い合わせ:ピラタス蓼科 TEL:0266-67-2009
    http://www.pilatus.jp/

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