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「日本のチロル・天空の里」下栗の里を散策

伊那路エリア/飯田市下栗・阿南町・喬木村・阿智村

下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面傾斜面にある標高800m~1,000mの地区。最大傾斜38度の傾斜面に耕地や家屋が点在する景観の美しさや自然と暮らしの調和がオーストリア・チロル地方に似ていることから、東京学芸大学名誉教授で地理学者の市川健夫氏により「日本のチロル」と命名されました。

2009年には「にほんの里100選」にも選ばれ、同年秋には下栗の景観を多くの人に楽しんでもらえるよう、地元住民の手で「天空の里ビューポイント(おおぎびら展望台)」(はんば亭駐車場から徒歩約20分)も整備。昭和43(1968)年にこの地を訪れた百名山登山家・深田久弥は、自らの著書で「下栗ほど美しく平和な山村を私はほかに知らない」と絶賛しています。

近年はさまざまなメディアを通じて、全国的に知られる観光スポットになってきています。

  • 地元の案内人が下栗をガイドする「下栗案内人の会」。下栗の自然や人々の暮らし、生業、食、伝統の霜月祭りなど、丁寧な案内を楽しめます。
  • 案内人1名につき1回3,000円(2時間まで)。案内人1名で約20名までの案内が可能です。予約は利用日の14日前まで。
  • 標高が高い下栗の里の桜の見頃は4月下旬~5月上旬。写真は高原ロッヂ下栗前の旧下栗分校の桜です。
  • 参加は歩きやすい靴と服装で。夏は帽子やタオルも必要です。案内コースは約2km~健脚向きの約7.5kmまでの4コースがあります。

見学はマナーを守って自由にできますが、地元案内人が地域の魅力を案内する「下栗案内人の会」の利用がおすすめ。全4コースあり、暮らしや自然、歴史、文化芸能、食など、地元民ならではの興味深いエピソードを聞くことができます。

案内してくれたのはこの人

下栗案内人の会会長・胡桃澤三郎さん

平成15年より自然と環境の愛護や地域生活と歴史文化の承継、山村の地形条件を生かしながら相互の協働を行うことの3点を基本に、活動を行っています。平成23年には「下栗案内人の会」を設立し、自然の保全と観光利用に取り組んでいます。

下栗案内人の会会長・胡桃澤三郎さん

ツアー詳細

「日本のチロル・天空の里」下栗の里を散策

  • 住所飯田市上村下栗
  • 開催時間所要時間約75分~200分
  • 料金1回3,000円(1回2時間まで、案内人1名で約20名まで、予約は利用日の14日前まで)
  • アクセスJR飯田駅からバスで60分の「上町バス停」下車タクシーで15分、中央道飯田ICから車で約75分
  • お問合せ飯田市役所上村自治振興センター下栗案内人受付担当 TEL:0260-36-2211(平日9:00~17:00)
    http://www.shimoguri.com/about.html

お立ち寄りスポット

阿南町・道の駅信州新野千石平

昔から祭り街道として栄える阿南町新野では、ひだのついた独特の形の御幣餅(ごへいもち)が作られています。この形は幣束(神に供えるささげもの)を模ったと言われており、信州最南端の道の駅「信州新野千石平」では唯一お取り寄せが可能です。市販されている中では日本一の大きさを誇る御幣餅で、クルミを主原料としたタレとの相性が抜群です。

  • 住所下伊那郡阿南町新野2700
  • 開催時間8:00~18:00
  • 料金御幣定食1,200円
  • アクセスJR飯田線温田駅からバスで40分、三遠南信自動車道天龍峡ICから車で約40分
  • お問合せ道の駅信州新野千石平 TEL:0260-24-2339
    http://goheimochi.biz/

花の絶景ポイント

喬木村九十九谷(くじゅうくたに)森林公園のくりん草

公園内の7000㎡に約5万株が植えられているくりん草。整備された遊歩道から、赤や白、ピンク色など色鮮やかな花々を楽しむことができます。花の見頃は5月上旬~6月上旬。多くの野鳥も観察可能です。


阿智村のはなもも街道

「花桃」とは観賞用の桃。伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、街道沿いの約40kmにわたり、1万本の花桃が植えられています。阿智村では、紅、白、ピンクの3色に咲き分ける「三色花桃」を多く植栽しており、桜のあとの4月中旬から5月中旬に楽しむことができます。
基本的にはドライブをしながら鑑賞を楽しむ街道ですが、散策を楽しむなら、花まつりが行われる「月川温泉郷」「昼神温泉郷」へ。園原ICすぐの「月川温泉郷」は約5,000本の花桃が咲き誇り、南信の中でも随一の桃源郷として知られています。

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